花屋の一日

花屋の一日は早朝、まだ暗い時間から始まっています。まず市場に向かい、せりをします。他の物流業界と同様に、市場の競りもオンライン化が進んでいます。
落札後、仕入れた花をトラックに積めて、店舗へ戻ります。鉢物を店先に飾り、店舗前も店舗内もきれいに掃除し、鉢物に水やりします。
切花は水揚げもしくは湯揚げして、吸水しやすいようにします。開店すると、お客様のご来店だけでなく、大量の注文を受けたり、荷造りしたり、配達したりと、意外と肉体労働です。
日が暮れると宅配便が集配に訪れるので、その時に注文分を運んでもらいます。営業後は店先の鉢物を全て店内に片付けて、店先に落ちた葉などをきれいに掃除します。
こうして一日が終わりますが、市場には早くも産地から飛行機やトラックで花が運ばれるそうです。
鉢植えの花を育てる
花は何も言ってくれないので、育てるのは難しいと思われがちです。確かに、咲くまでに大変な労力がかかると言われている種類もあります。
しかし、大抵の場合は、特徴を掴めば意外と簡単に育てることができるのです。大切なのは、その花がどういった環境を好むのかを知ることです。
日陰を好むものもあれば、直射日光が当たるほうが好きなものもあります。ただ毎日水やりすればどんな種類でも育つかというとそうではなく、水はけがよく比較的乾燥した土を好むものもあれば、粒子の細かい土に生えて葉の裏まで霧吹きしてほしいくらい湿気を好むものもあります。
肥沃な土にしか育たないのもあれば、あまり肥料を必要としないのもあるんです。ひとつひとつの花の特徴については、鉢植えにせよ庭で育てるにせよ、なんなりと花屋さんに相談するとよいでしょう。

花を贈るということ
日本では華道や冠婚葬祭はもちろん、日ごろのお部屋のインテリアのひとつとして花を飾る機会はあるのですが、誕生日や記念日にブーケを贈るという習慣はあまり根付いていないようです。
ある調査では、誕生日にブーケを贈ったことがある人は3人に1人くらいなのだそうです。花をプレゼントしたことがあるという人に聞くと、それは、発表会や送別会、母の日など特別な場面に贈ることが多いようです。
ブーケは感謝やお祝いの気持ちを表すからです。
まさかおめでたい場面に白い菊を贈る人はいないとは思いますが、場合によってはどんな種類のものを贈ればいいのか迷うこともあるかも知れません。
そんなときは花屋さんに相談してみるとよいでしょう。あなたもありがとうの気持ちを込めて、花を贈ってみてはいかがでしょうか。
